Monday, August 28, 2006

まほろ駅前多田便利軒

以下の本を読んだ.

まほろ駅前多田便利軒 (単行本)
三浦 しをん
出版社: 文藝春秋 (2006/03)
ASIN: 4163246703
※第135回直木賞受賞

まほろ市の駅前にある便利屋「多田便利軒」 を舞台に
多田と行天コンビが織り成す物語.
# 「軒」って.
それぞれのキャラクターは魅力的で,話のテンポもなかなかよいが...
# また,挿絵にギャップを感じるのは,自分だけ?
シリーズ化されるのかな.
次回作を読むかどうかは微妙...

赤い指

以下の本を読んだ.

赤い指 (単行本)
東野 圭吾
出版社: 講談社 (2006/7/25)
ASIN: 4062135264

過保護に育てられた一人っ子,認知症(?)の祖母を抱えた
一般的な家族に訪れた女児殺害事件のはなし.
母と子,祖母と父の妹,祖母と父,などさまざまな形の家族愛がある.
愛が欠けると,こんなことになるのかもしれない.

家族愛を大事にしよう.

追伸,東野圭吾の作品はなぜか先が読める...
気が合う,と思って気にする必要はないかな.

Wednesday, August 23, 2006

風に舞いあがるビニールシート

以下の本を読んだ.

風に舞いあがるビニールシート (単行本)
森 絵都
出版社: 文藝春秋 (2006/05)
ASIN: 4163249206
※第135回直木賞受賞

粒ぞろいの短編集.
器,犬,文学,仏像,野球,難民問題,人それぞれ,さまざまな大事なものを抱えて生きている.
直木賞らしい作品...かな.

Monday, August 21, 2006

仮説

以下の本を読んだ.

99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (新書)
竹内 薫
出版社: 光文社 (2006/2/16)
ASIN: 4334033415

「常識は仮説にすぎない.」という内容.
常識を外したところで仮説を立てられるのが 天才 である.
# ガリレオ,アインシュタイン,ホーキング,などなど
研究者の端くれとしては,共感でき,そうありたいと思う反面,
実際に行動するのは相当に難しい...

バランスが大事.

Thursday, August 10, 2006

ブレイブ・ストーリー

映画公開にさきがけ(もう公開しているが),以下の本を読んだ.

ブレイブ・ストーリー (文庫),宮部 みゆき,出版社: 角川書店 (2006/5/23),ASIN: 4043611110

中盤のほとんどは,ファンタジーの世界.
それでいて,本質は人間の成長に焦点を当てている.
勝ち負けとは,幸不幸とは,..
非常に重い内容だ.
# 映画ではもっと軽いのかな?