Tuesday, November 13, 2007

サイエンス夜話

以下の本を読んだ.

サイエンス夜話 不思議な科学の世界を語り明かす [サイエンス・アイ新書] [新書]
著者: 竹内 薫 (著), 原田 章夫 (著)
  • 新書: 288ページ
  • 出版社: ソフトバンククリエイティブ (2007/5/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4797339217
  • ISBN-13: 978-4797339215
  • 発売日: 2007/5/16
  • 商品の寸法: 17.2 x 11.4 x 2.2 cm
文系はなぜ物理が理解できないのかに答える
“文系はなぜ物理が理解できないのか”
文系出身のコピーライター原田章夫の問いに、『99.9%は仮説』
「NEWS ZERO」のキャスター竹内薫がズバリ答える!
相対性理論から超ひも理論、宇宙の誕生、核融合、宇宙・生命の
進化まで、科学・物理の再入門はこの本で!
...とのこと.

科学解説には定評のある竹内氏の本ということで読んでみた.
しかしながら,若干,理解に苦しむ内容であった.
素粒子から宇宙論まで,非常に幅広い内容に対して,
科学が苦手な人向けに,かなり表面的な説明がなされていた.
これだけ幅広い内容の説明は,この本の分量では不可能だろう.
もう少し分野を絞って,深い説明がほしかった.
# もちろん,科学が苦手な人にも分かるように.
今後の作品に関しては...様子見.

Monday, November 05, 2007

バカにならない読書術

以下の本を読んだ.

バカにならない読書術 (朝日新書 72)
[新書]
著者: 養老 孟司/池田 清彦/吉岡 忍 (著)
  • 新書: 248ページ
  • 出版社: 朝日新聞社 (2007/10/12)
  • ISBN-10: 4022731729
  • ISBN-13: 978-4022731722
  • 発売日: 2007/10/12
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 0.8 cm
養老氏の「バカ」シリーズ.
二部構成になっており,前半は養老氏のエッセイ,
後半は養老氏を含む3名による対談となっている.
後半の対談では,それぞれのお勧めの本について
語っている.
しかしながら,ほぼ私とは縁のない本の話題が延々と
続いており,よくもまあこれだけ本を読んでいる,と
感心はできるが,共感はできない内容となっている...
これに対して,前半部分のエッセイには,印象的な
内容がふんだんに盛り込まれている.
地面の固さから学ぶ,日本語は広く脳を使う,読書は
コミュニケーションなどなど.
入力,演算,出力という脳のぐるぐる回しによって,脳の中に
プログラムが形作られていくとのこと.
子供には,元気に外で遊ばせようと思う.