Monday, May 28, 2007

家日和

以下の本を読んだ.

家日和
奥田 英朗
  • 単行本: 235ページ
  • 出版社: 集英社 (2007/04)
  • ISBN-10: 4087748529
  • ISBN-13: 978-4087748529
  • 商品の寸法: 18.6 x 13.4 x 2.4 cm
ネットオークションにはまる専業主婦。会社が倒産し、主夫となる営業マン。
夫と妻。ちょっとずれていて、でも愛情がないわけでなく…。
ずっと外にいた夫の王国か。ずっと家にいた妻の城か。
ビター&スウィートな「在宅」小説。...とのこと.
6篇が収録されている.

家を題材とした,非常に アットホーム な短編集.
若干の毒もあり.
ガール,などもそうだが,ありきたりな日常を独特の切り口で
表現している.
# イン・ザ・プール,とかはちょっと別だが.
その切り口が秀逸.
我が家も,切り口によっては,これくらい面白い物語に
なるのだろうか.
# 今度,考えてみよう.

ところで,「人間至る所青山在り」の本当の意味を初めて知った.
# こういう間違いって,よくあるんだよなー.
# 気をつけねば.そのためにも,本をたくさん読まねば.
気楽に行こう.

Thursday, May 24, 2007

「叱らない」しつけ

以下の本を読んだ.

「叱らない」しつけ 子どもがグングン成長する親になる本
親野 智可等 (著)
  • 単行本(ソフトカバー): 208ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2006/5/11)
  • ISBN-10: 4569652700
  • ISBN-13: 978-4569652702
  • 商品の寸法: 19.5 x 13.5 x 2 cm
叱れば叱るほど,子供の心は離れ,いうことを聞かなくなる.
「ほめる」という行為と「叱らなくて済むシステム」を作ることにより
子供との距離が縮まり,ぐんぐん成長していく,との本.

感情的に叱っても,お互いにとって,よいことはない.
それよりも,ちょっとした工夫により,「叱らなくて済むシステム」を
作成することが大事.
# 例えば,毎日しなければいけないことを,毎朝読むようにする,
# 見えるところに張る,など,本当にちょっとしたこと.
このようなシステムにより,叱る必要はなくなる.
なお,このようなシステムにより,子供が成長しなくなることが危惧されるが
そんなことは気にする必要はないらしい.
それよりも,ガミガミ叱って,心に傷(トラウマ)を負わせることの方が怖い.

これまでの叱ってしまったケースを考えてみると,確かに,それ以前から
ひょっとしたら達成できないのではないかとの兆候が見られることが多かった.
それを見逃しておいて,実際に達成できなかったと知るや否や叱る,という
パターンである.
よって,兆候が見られた時点で,早急に対処することにより,叱る必要は
なかったわけだ.

さまざまな工夫を凝らしても,それでも目的が達成できない場合には,
どうするか?
答えは簡単で,「目をつぶる」である.
子供が生まれたての頃には,子供に望むものは少なかったはずで,
# 健康ならそれでいい,とか.
それが,少し成長したからとって,お手伝いをしない,漢字の書き取りしない,
などといって,目くじらを立てる必要性は,どこにもない.
そんなものは,微々たるものである.
それよりも,子供の個性を尊重し,長所を伸ばすようにしよう.

これらを実践できないのは,一言でいうと覚悟が足りないからである.
その人間の一生を背負う覚悟ということである.
その人間ができないのは,基本的には,指導する側に責任がある.
# 自分にできないことを,子供ができるはずがない.
それを自分のせいにしたくないがために,相手のせいにして
叱るのであろう.

なお,感情的に叱る場合,親の心理状況が多分に影響しているようである.
親自身がリラックスしている方が,しつけはうまくいくらしい.
# 子供のみならず,大学生にも実践してみよう.
# でも,大学生とは一生付き合うわけでもないからなー...
# 教育ってむずかしい...

Thursday, May 03, 2007

長女

先日,長女が誕生した.

日時:2007年5月2日(水)16:56
場所:某県立中央病院
重さ:2,720g
状態:いたって健康(母子ともに)

帝王切開ではあったが,とりあえずは母子ともに順調.
予想以上に体重もあり,非常に元気そうであった.
乳幼児集中治療室に入ることもなく,数日中に保育器の
外に出られる予定.
早く,妻にも会わせてあげたい.

私と妻のどちらに似ているか...正直よくわからない.
# というより,性別はおろか,ほかの子供との区別も
# 正直,自身がない...

娘はもちろんかわいいが,まずは妻の早期回復を願う.