Friday, June 30, 2006

タバコ

7月よりタバコの値段が上がるらしい.
私は,昨年10月から吸っていないので,関係ない話ではあるが,ちょっと考察してみよう.
値上げ率は,1本1円のタバコ税の上昇を勘案し,1箱300円程度になるようだ.
# 私が愛煙していたホープライトは150円(10本入)
# 発売当初は,120円だったかな.
諸外国のタバコの値段は,イギリスでは1000円程度,比較的低価格のドイツでも500円程度とのこと.
イギリスにおいては,その値段の実に8割が税金である.
よって,よく言われることだが,タバコは嗜好品であり欲しい人だけが買えばいいわけで,どんどん値段を上げて,税収を増やせばよい.
これは,私がタバコを吸わなくなったから言っているわけではない.
喫煙しているころから,もっと値上げしてしかるべきだと思っていた.
値段が上がったからといって禁煙を始めるような人は,真の 喫煙者 ではない.
真の喫煙者は,どんなに値段が上がっても,そのプライドからタバコを吸い続けるものである.
...というふうに考えるがいかがでしょうか.

# ちなみに,真の喫煙者は,自主的にタバコをやめようと思えば,楽に禁煙をすることができると思う.
# 私のように...

Monday, June 26, 2006

account

今日,ネット上の各種サービスのメールアドレスを変更した.
これまで使用してきたメールサービスが停止になるからである.
実際に変更作業を行ってみると,かなり大掛かりな作業となってしまった.
知らず知らずのうちに,いろいろなところに登録してあり,さらに,どのメールアドレスを登録していたか,自分でも良く分からなくなっているものさえある.
とりあえずは,強引に変更を行った.
しかしながら,まだ気づかずに変更していないものがあるものと考えられる.
これらをどうしたらよいものか.
しかしながら,これだけ忘れ去られているものであれば,変更してもしなくても大きな影響はないように思われる.

結論,放っておこう...

Sunday, June 25, 2006

石神の丘美術館

岩手町の道の駅に隣接する石神の丘美術館に行ってきました.
道の駅ランキングNo.1(?)に選ばれるくらい人気のスポット
屋外展示の観覧料はなんと 100円 !
# 無料だと誰でも入れて雰囲気が損なわれる恐れがあり,逆に高すぎると入る気を損なわれる.
# よって,無難な金額.
さまざまな展示品がゆったりと展示されており,美術と自然を満喫してきました.
また行きたい,と思える,久々に満足のいく観光スポットでした.

Friday, June 23, 2006

停電

今朝,停電があったらしい.
今朝といっても,午前0時ころ,それも,サーバのログから確認されたもので,特に,公式な発表はされていない.
今回の件は,マシンの起ち上がり方が普段と異なっていたことから発覚した.
普段私が使用している Windows マシンは,電源を休止状態にして帰宅している.
よって,朝,マシンを起ち上げると,休止状態からの復活として起動する.
しかしながら,今朝に限っては,電源オフ状態からの起動をしていた.
特に気にもとめなかったが,周りでも同様の症状があったことから,停電を認識するに至った.
他の研究室では,実際に,サーバが起動しなくなったり,問題が発生しているようである.
これに対して,当研究室のサーバには UPS を繋げており,事なきを得た.
確かに,雷が激しかったようだが,それにしても,なんの前触れもなく,電源が落ちる建物っていったい...

備えあれば,憂いなし.

Monday, June 19, 2006

sendai etc.

2006年6月18日(日)〜19日(月)

開学記念日を利用して休みをとり,仙台周辺へ行ってきました.
# 仙台の道は,札幌に似ていて,走りやすい.
日本三景のひとつ,松島で,牛タン丼とそばのセットを食べました.
仙台駅,伊達の牛たんで,極厚牛たん芯たん焼きを食べました.
青葉城跡でも,牛タンを食べました.
# ...て,思い切り,牛タン三昧...
合間には,ずんだ茶寮のずんだ餅,ずんだシェイクを食べました.
だいぶ,体重が増えた旅行でした.

Saturday, June 17, 2006

Tokio

2006年6月17日(土)

以下の本を読んだ.

時生 講談社文庫
東野 圭吾 (著)
出版社: 講談社 ; ISBN: 4062751666 ; (2005/08/12)

「明日だけが未来じゃない.」
「君が生き残ると思えば,今この瞬間でも僕は未来を感じることができる.」

すばらしい言葉だ.胸に刻みつけよう.

Thursday, June 15, 2006

シンドラー

最近,話題のシンドラー社のエレベータ.
男子高校生がエレベータにはさまって死亡したのが最大の事故であるが,そのほかにも事故が頻発していたらしい.
事故発生当初は,個人情報保護法を盾に(?)情報開示を拒み続け,謝罪もなかった.
しかしながら,日本での騒ぎをやっと理解したらしく,スイス本社の社長が来日し,頭を下げるに至った.
今後の説明会などには,すべて参加するらしい.
# もう,手遅れだと思うが.
さて,説明会への参加に関して,朝のテレビ番組,某とくダネ!で面白いことを言っていた.
現在,多くのシンドラー社エレベータは止まった状態であるが,説明会当日はあえてエレベータを使える状態にしておき,建物の最上階で説明会を行うこととする.
そして,社長には,エレベータで行くか,階段で行くかを選択させる,というもの.
果たして,社長はどちらを選択するか.
# 意地でもエレベータを使うと思うが.

とにかく,エレベータが安全に運用されるのを願う.

Sunday, June 11, 2006

分身

東野 圭吾,"分身,"集英社文庫(1996/09)

最近のお気に入り作家である.
「容疑者Xの献身」(第134回直木賞),「秘密」,「悪意」など,何冊か読んでいる.
内容は,札幌と東京で育ったうりふたつの少女が,自分の過去を探っていくサスペンス.
現代医学のタブーを描いた作品ということだが,ちょっと途中で先が読めた...
同著者の作品は,こちらの予想をはるかに上回る結末が用意されている場合が多いものと思うので,その点ではちょっと残念であった.
# もう少し,医学の裏側の説明があってもよいか.
しかしながら,話のテンポは抜群で,最後まであきることなく読むことができる.
レモンのくだりが個人的には好き.
また,地味に「秘密」に負けないくらいの親子愛(?)が出ているものとも思った.
今後も,同著者の作品を読んでいこうと思う.

Thursday, June 08, 2006

ScanSnap

ScanSnap FI-S500 を購入した.
早速,さまざまな紙を pdf 化.
白黒カラーの自動識別,紙の向き補正,余白削除,等,デフォルトの設定でも,なかなかに便利.
これなら,今後,紙を残す必要がない,と思えるほど,高性能.
とりあえず,使い続けてみよう.

Wednesday, June 07, 2006

駐車場

駐車場利用の講習会があった.
参加と引き換えに駐車証がもらえる,逆にいうと,参加しないと駐車証がもらえない.
すなわち,この講習会の内容は,大学に駐車するすべての人間が理解しているということである.
その内容に,指定された場所に駐車する,という項目がある.
風除室前,身体障害者用に駐車しないのはもちろんであるが,教職員用,学生用,一般用のしかるべきところに駐車せよ,ということである.
教職員用は建物に比較的近い場所に用意されている.
そのため,明らかに教職員ではないであろう車がたくさん停まっている.
# というか,教職員の車はほとんどないものと思われる.
そこで,教職員駐車場が建物に近い理由を考えてみる.
...とりたてて,思い浮かばない.
教職員は,基本的に年上なので,お年よりは大事にしましょう,ということか.
もしくは,われわれが学生時代にそうであったことを,お返ししているだけ,とも考えられる.
と,いうことで,教職員用を廃止し,どこに駐車してもよい,というのもひとつの作戦ではある.
しかしながら,説明を聞く限り,やはり,教職員用の駐車場は存在するらしい.
そうであるならば,教職員以外の駐車車両を厳しく取り締まる必要がある.
特に,そのような場所に駐車している車両は,へたをすると,駐車証さえもっていない車である場合がある.
近くに,学生・一般用の駐車場があり,一般車両との区別ができないので,さらに手に負えない.
これでは,駐車証も持たず,学内ルールを破ったものが得をするということになる.
# 逆に,ルールをきちんと守っている人は損をする.
このようなことにならないよう,駐車場を区別する以上は,厳格な取締りを期待したい.
# その前に,各個人のモラルの向上を期待したい...

Tuesday, June 06, 2006

論文予備審査

今日,修士論文予備審査会なるものを開催した.
この秋,修了予定の学生の審査会である.
審査員は,本研究室の教授と他講座の教授2名で構成される.
基本的には合格が前提なので,結果は合格であったが,内容はさんざんたるものであった.
事前に何度か指摘した点が反映されていない.
根本的に何かが伝わっていないものと思われる.
本審査に向けて,課題は山ほどある.
# 本人に自覚がどれくらいあるかは,よく分からない...
たぶん,これも含めて指導力なので,自分の学生の場合には,さらに気をつけるようにしよう.
# といっても,最近,自分の学生ともコミュニケーションがうまく取れていない気が...
# 指導は難しい.
# やはり,自分の研究を推し進め,背中を見せて育てるのが一番か.

Monday, June 05, 2006

数独

学生が数独をやっていた.
# 本来であれば,演習中なので注意すべきか...
数独とは以下のようなものである.

数独という呼称は、パズル雑誌『パズル通信ニコリ』で使用される名称で、「数字は独身に限る」の略である。「数独(スウドク)」はニコリの登録商標であり、一般には「ナンバープレース(ナンプレ)」と呼ばれることが多い。日本以外の国ではSudokuの呼称の方が一般的であるが、アメリカ合衆国ではSudoku,Number Place双方の名称が使用されている。
Wikipedia による.)

私もやったことはないが,要は縦横それぞれの列および各ブロックに数字が独立して入るようにする,というもの.
1つの問題を解くのに結構時間がかかるようだが,この解法に関して考察してみた.

人工知能の分野でよく取り上げられる,チェスや将棋との違いについて考察する.
よく言われるとおり,チェスや将棋においては,現在の状況から数手先を推論するには,かなりの計算量が必要である.
たしかに,何も考えずに総当りで検索を行えば,最適な解を導き出すことができる.
しかしながら,これをやろうとすると,実時間での計算は不可能となる.(NP完全問題)
よって,これを解決するためには,何らかの知識を与えてやる必要がある.
普通は,そのゲームに沿ったセオリーなどを与えてやることにより,劇的に計算量を削減することができる.
しかしながら,最適なセオリーを与えることは,熟練した人間でも非常に困難である.
# すなわち,どのような状況でどのような手が最適化を判断するのは困難,ということ.
そこで,これを学習により行う,というアプローチが自然であると考えられる.

一方で,人間はさまざまな状況を考慮した上で,実時間で次の一手を決定することができる.
# 実力によっては,たいした手ではない場合もあるが.
よって,どのような推論によりこの手を導き出したかを顕在化することができれば,これを計算機にあたえてやれば,同様の強さを持ったシステムを作成可能である.
しかしながら,実際には,これを顕在化し,システムに与えることは,ほとんど不可能である.
なぜなら,人間が次の一手を決定する際には,「直感」のようなものが作用しているからである.
この直感をシステムに与えることができればよいのだが,現在の技術では,ほぼ不可能である.

このような問題点を持つチェスや将棋に比べて,数独の解法を考える.
数独には,上述した確固たるルールが存在する.
よって,このルールに従い,1つずつ論理的に推論を行うと,必ず,決定できる数字が存在する.
# 逆にいうと,決定できない場合はパズルとして成立しない.
さらに,この決定された数字を利用し,推論を進めることにより,また,別の数字も決定可能である.
このように,直感を使用せずとも,論理的に推論を行うことにより,必ず,1つの解にたどり着くことができる.
よって,この解法に必要なものは,推論を進めるための記憶領域(スタック)のみである.
# 場合によっては,結構な量が必要となる.
そのため,これを計算機において実装するのは,たやすいものと考えられる.
一方,これを人間が行おうとすると,スタックの情報を記憶しながら,推論を遂行するという,かなり論理的な思考能力が必要となる.
そのため,脳を鍛えるには,なかなかによいパズルである.

以上より,数独は,チェスや将棋とはほぼ反対の性質を持っており,これをうまく利用した頭を鍛えるパズルであるといえる.

Sunday, June 04, 2006

陽気なギャングの日常と襲撃

伊坂 幸太郎,"陽気なギャングの日常と襲撃,"祥伝社(2006/05)

最近映画が公開された「陽気なギャングが地球を回す」の続編.
著者初の続編.
登場人物それぞれを主人公とした短編4本からはじまり,ひとつの事件へと結びついていく.
あいかわらず,非常にテンポがよく,読みやすい.
映画の方は,あいにく見ていないが,いろいろな情報,たとえばキャストの情報とかは入手しているので,本を読み進める上で,大沢たかお,等の顔がちらつく.
それはそれで悪いわけではないのだが,やはり小説は,キャストなどの前提知識がない状態,すなわち,自分の想像力のみで読んだ方が,面白いものと思われる.
# 別にキャスティングが悪いとか言っているわけではないので,映画も機会があれば,見てみたいと思う.
# そもそも,大沢たかおは好きな部類の俳優である.
# メンズノンノ 時代が懐かしい.
# マークパンサー,田辺誠一とともに活躍していた.
この作品では,前作ではあまり語られていない,登場人物それぞれの日常が垣間見られ,興味深い.
映画がそれなりにヒットすれば,さらにシリーズ化が期待できるか?
やっぱり,映画も見ておこう.

Saturday, June 03, 2006

週末のフール

伊坂 幸太郎,""終末のフール,"集英社(2006/03)

伊坂 幸太郎,最近の作品.
まずは,タイトルが妙.さすが伊坂 幸太郎.

地球滅亡まで8年と宣言されてから5年後の世界が舞台.
この5年の間に,暴動などの混乱はだいぶ沈静化され,小康状態を保っている.
残り3年をどのように過ごすかがメインテーマ.
基本的には,みんなそれぞれが好きなことをして生活している.
いってみれば,理想的な世界である.
ここで何をしているかに,人間の真価が問われるものと考えられる.
自殺を試みたり,サッカーをしたり,スーパーを開店したり,うどんを作ったり,これまでどおりキックボクシングのトレーニングにいそしんだり,櫓を建てたり...
自分がこのような環境に置かれた場合に,何をしているか?
今までどおり,研究を継続している...と,言えるように生きたい.
# 現実にはむずかしいなぁ...

Friday, June 02, 2006

長万部

以下のような記事があった.

町発注工事で落札業者を指定して「官製談合」をしていたとして、北海道警は2日、長万部(おしゃまんべ)町長加藤大明(ひろあき)容疑者(66)(長万部町)ら町幹部3人と落札業者の社長ら3人の計6人を偽計入札妨害の疑いで逮捕した。

懐かしい名前に,思い切り目を引かれた.
田舎町の町発注工事の談合で,こんな大きな記事になるなんて.
...と,思って読んでみると,元北海道幹部職員らしい.
渡島支庁長を務めていて,ちょっとした天下りということか.
多くの市町村が統廃合される中,気をつける必要がある.