Monday, September 22, 2008

ラブホテル進化論

以下の本を読んだ.

ラブホテル進化論 (文春新書 620)

金 益見
  • 新書: 219ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2008/02)
  • ISBN-10: 4166606204
  • ISBN-13: 978-4166606207
  • 発売日: 2008/02
  • 商品の寸法: 17.3 x 11.2 x 1.5 cm
花の20代は、ラブホとバイトの日々でした。
面白いホテルがあると聞けば18切符で駆けつけ、
生の回転ベッドを初めて見た時は感激して泣いてしまいました。
…美しい思い出です。
後半は、テレビがドキュメントを撮るためについて来てくれたので、
カメラマン(男性)やディレクター(男性)と共にラブホテルの廊下を
歩いていると、ホテルの廊下でカップルとすれ違うたびAVと
間違われました。
産みの苦しみが長かった我が子のような一冊です。
何かに夢中になる楽しさが伝われば嬉しいです。
一家に一冊!『ラブホテル進化論』!!...とのこと.

ちょっとした話題作につき,読んでみた.
ストレートなタイトルであるが,ラブホテルの進化の歴史を
研究としてまとめたもの.
統計的なまとめというよりも,各種取材を通しての,主観的な意見が
元になっている.
このあたりは,文系の研究らしく,納得しにくいところ(?).
ところどころに,へぇーと思わせる内容はあった.
# 石川県出身者が多い,とか,派手な外観自体が広告になる,とか.
それにしても,著者は運がいい.
はじめに,などで自分でも書いているとおり,このテーマとの出会いに
始まり,このテーマで学位を取れ,さらには,本まで出版してしまうとは.
# 若干,差別的ではあるが,(美人)女子学生,在日韓国人(留学生),で
# あることが大きく影響か.
これからの活躍に期待しよう.
# これ以上の発展があるテーマには思えないが.

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