Thursday, October 16, 2008

ララピポ

以下の本を読んだ.
  • 文庫: 325ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2008/08)
  • ISBN-10: 4344411668
  • ISBN-13: 978-4344411661
  • 発売日: 2008/08
  • 商品の寸法: 15 x 10.2 x 1.2 cm
対人恐怖症のフリーライター、杉山博(32歳)。
NO!と言えないカラオケBOX店員、青柳光一(26歳)。
AV・風俗専門のスカウトマン、栗野健治(23歳)。
文芸コンプレックスの官能小説家、西郷寺敬次郎(52歳)。
専業主婦にして一応AV女優、佐藤良枝(43歳)。
デブ専裏DVD女優のテープリライター、玉木小百合(28歳)。
選りすぐりの負け犬たち、ここに集合。最新爆笑小説。 ...とのこと.

お気に入りの作家でもあり,なんとはなしに読んでみた.
短編の塊だが,それぞれの話での登場人物が,次の話の
主人公になっていたりと,つながりがあり,面白い.
# 単純な伏線なので,迷うこともない.
# 村上龍,ライン的なつながり,とでも言えばよいか.
よって,最終話の登場人物が最初の話に登場しており,
若干,先が読めた.
また,最後の方で各登場人物が登場しており,元気に
生きているようで安心した.
「ララピポ」の意味もそこで分かる.
# 確かに,そう聞こえるし,いろんな意味でたくさんの人がいるものだ...
渋谷には気をつけよう.

Tuesday, October 14, 2008

英語は道具力

以下の本を読んだ.

英語は道具力 (think book)[単行本] 
猪口 孝
  • 単行本: 205ページ
  • 出版社: 西村書店 (2008/07)
  • ISBN-10: 4890136193
  • ISBN-13: 978-4890136193
  • 発売日: 2008/07
  • 商品の寸法: 17.2 x 12.2 x 1.8 cm
日本の文化を大切にしながら世界の人々と交流するためには、
地球標準語となった英語を使いこなすことが必要。
英語を道具として使いこなす人を今後どうやって養成するか、
英語教育、高等教育などのあり方まで踏み込んで考える。...とのこと.

前半部分は,日本は英語失敗国家であるとの内容であり,英語を
道具として使いこなす人をどのように増やしていくかが述べられている.
確かに,外交官などのエリートには,それぐらいの英語能力を
課しても良いような気がする.
# うまいこと,現在のエリートと共存する必要があるが.
また,英語での情報収集,意思伝達の重要性も述べられている.
今後は,英語の必要性がますます増大していくのであろう.
後半部分は,おもに,著者自身の経験に基づく,外国語習得法などが
書かれている.
しかしながら,一般人がこのまま,同じようにまねることは不可能だろう.
# やはり,著者が東大出の変人である部分が大きいと思う...
とりあえず,伝えられる英語を勉強しよう.

Monday, October 13, 2008

考えすぎて動けない人のための 「すぐやる!」技術

以下の本を読んだ.

考えすぎて動けない人のための 「すぐやる!」技術[単行本(ソフトカバー)] 
久米 信行 (著)
  • 単行本(ソフトカバー): 174ページ
  • 出版社: 日本実業出版社 (2008/8/22)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4534044259
  • ISBN-13: 978-4534044259
  • 発売日: 2008/8/22
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.2 x 1.2 cm
「自分から率先して声をかけられない」「真っ先に手を挙げられない」
「一度失敗するとあきらめてしまう」 そんな悩みに応じた、
自分で自分の背中を押す“方法”を紹介。
もう後悔しない、自分を変えるためのヒントが満載。 ...とのこと.

確かに,積極的に生きていく方法が,多々記されている.
しかしながら,すべて実践するのはやはり困難であると思う.
# いや,でも実践すべきか.
# でも,やっぱりいろいろと失礼な気がする...
とりあえず,積極性は失わずに行こう.

Thursday, October 02, 2008

刑事と民事

以下の本を読んだ.

刑事と民事―こっそり知りたい裁判・法律の超基礎知識
元榮 太一郎
  • 新書: 190ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2008/05)
  • ISBN-10: 4344980859
  • ISBN-13: 978-4344980853
  • 発売日: 2008/05
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.8 x 1.8 cm
研究の兼ね合いもあり,読んでみた.
知っているようで,曖昧な,刑事と民事について書かれた本.
かなり基本的な内容だが,いろいろと新しい発見もあった.

検察官の仕事はほとんどが刑事,これに対して,弁護士はもちろん
いわゆる刑事の仕事も,刑事以外のものが結構多い.
刑法(民法)は刑事法(民事法)の一つにすぎない.
軽微な刑事事件に対する行政上の責任
民事訴訟では,原告,被告,双方が認めれば,なんでも争点になる.
権利の上に眠る者は救われず.
推定無罪の原則は,刑事手続き上の原則であり,民事には通用しない.
刑事でシロ,民事でクロのように,無罪と無実は同じではない.
不法な原因のために給付をした者は,その給付したものの返還を
請求することができない.
司法制度改革により法曹人口が増えると,弁護士同士の競争も激しくなる.
などなど.

賢く利用しよう.