Sunday, December 14, 2008

大人が知らない子どもの体の不思議

以下の本を読んだ.

大人が知らない子どもの体の不思議 (ブルーバックス)
榊原 洋一
  • 単行本: 197ページ
  • 出版社: 講談社 (2008/10/21)
  • ISBN-10: 4062576163
  • ISBN-13: 978-4062576161
  • 発売日: 2008/10/21
  • 商品の寸法: 17 x 11.2 x 1.4 cm
子どもは異常に汗っかきだったり、寝相が悪かったり、夜泣きをしたり、
落ち着きがなかったりと、大人とは違った体の働きをしている。
子どもは大人のミニチュアと考えがちだが、子どもには大人にはない
不思議な特性がある。
知っているつもりでも、意外と知らない子どもの体の不思議を
解き明かしながら子どもの成長と発達を科学する。...とのこと.

タイトルに惹かれて読んでみた.
確かに,大人と子どもとでは,DNAが同一であるにも関わらず,
いろいろと異なる点が多い.
頭など単純なサイズの違いなどのほかにも,体表面積,骨,臓器など,
いたるところで,大人と違うということが記されている.
特に,腎臓において,大人は,いったん排出された水を再吸収することが
できるのに対して,子どもにはそれができないので,脱水症状に
なりやすい,という点には,大いに驚いたのと同時に,納得できた.
うそをつく,下ネタがすき,などは,大人の関心を引くためであり,
また,集中力がない,落ち着きがない,のは,ワーキングメモリーが
未発達であることに起因するらしい.
これらを参考に,子育てに精進しよう.

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