Wednesday, February 25, 2009

仕事ができる人はなぜレッツノートを使っているのか?

以下の本を読んだ.

仕事ができる人はなぜレッツノートを使っているのか?[単行本] 
山田 祥平
  • 単行本: 214ページ
  • 出版社: 朝日新聞出版 (2009/1/20)
  • ISBN-10: 4023304115
  • ISBN-13: 978-4023304116
  • 発売日: 2009/1/20
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.4 x 2 cm
軽量・長時間・頑丈という3つの特性をもち、ビジネスパーソンから
圧倒的な支持を得ているパナソニックのモバイルPC「レッツノート」。
手書きのメモや紙の手帳は一切使わないという著者が、短時間で仕事を
仕上げたり、新しいアイデアや企画を生み出したりするための
道具(ツール)として「レッツノート」を選ぶ理由を明らかにしつつ、
「仕事ができる人」になるための実践的なワザの数々を紹介する。
...とのこと.

なんとも斬新なタイトルに惹かれて読んでみた.
# レッツノートユーザとしては,読まずにはいられない.
著者の実際の使用方法に基づく,真のモバイルコンピューティングを
説く本.
レッツノートでなくてもよいが,性能,稼働時間等を考慮し,
やはり,レッツノートが適切であるらしい.
# 確かに,いろいろなところでの支持はレッツノートが一番,たぶん.
いろいろと使える技術が書かれていた.
基本的なスタンスとしては,すべての情報をレッツノートに入れる,と
いうこと.
また,データの整理は行わず,必要なときに探すようにする.
重要性の低い,おおきめのファイルには,メモリカードを利用する.
さらに,ビスタのビジネス以上のエディションにより,オフラインファイルを
使用することにより,バックアップも兼ねられる.
# うなずけるところが多い.
クラウドコンピューティングも台頭してきているが,オフラインでの
作業も重要であること.
# 機密性の問題もあるし.

いろいろと参考になる本であった.
# でも,VAIO TypeP も気になる今日このごろ.

# また,HDDに十分な空きがあっても,レッツノートに全部の
# 情報を入れる必然性はいまのところない,かな.
模索しよう.

Monday, February 23, 2009

「捨てる」「片づける」で人生が楽になる

以下の本を読んだ.

「捨てる」「片づける」で人生が楽になる (WIDE SHINSHO) [単行本] 
斎藤 茂太
  • 単行本: 187ページ
  • 出版社: 新講社 (2008/09)
  • ISBN-10: 4860812328
  • ISBN-13: 978-4860812324
  • 発売日: 2008/09
  • 商品の寸法: 17.4 x 11.4 x 1.6 cm
人とモノの「腐れ縁」を断つ!あれこれ溜めると心はグズになるのだ。
...とのこと.

最近(に限らず前から),いらないものが多くてどうにかしたいと
思っていたので,読んでみた.
これまでにも,このような類の本が読んできたが,同じような
ことが書かれている.
それでも,なかなか実践し切れていないところが多々ある.

不要なものを捨てることで,ストレスが軽減される.
# いろいろ捨てるとスッキリするのは,このあたりから
# 来ているのだろう.
万が一,捨てて後悔したとしても仕方がない.
# また,買えばいいだけの話だ.
# 不経済な気もするが,目を養えば,このような事象も
# 減らすことができるだろう.
思い出のものは少ないほうが,よき思い出になる.
ものは使ってこそ,真価を発揮する.
# 廃用性萎縮
# もったいないといって,使わずに持っているのは無駄.
# そのほうが本当の意味でもったいない.
どんなに整理整頓しても,そもそも捨てないと問題解決に
ならない.
# まず,捨てて,それから,整理する,片付ける,ということ.
処分するにもコストがかかる.
換金したり,リサイクルしたり,誰かにあげるのもしかり.
# 結局,面倒になり持ち続けることになる...
心を贅沢にするためにお金を使おう.
余計なものは買わない.
# 自分にあったもの,空間を買おう.
# そのためには,多少の犠牲も仕方がない.
# そういったものは,即座に捨てよう.

実践して,身軽な人生を送ろう.

Monday, February 16, 2009

悼む人

以下の本を読んだ.
悼む人
天童 荒太
  • 単行本: 464ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2008/11/27)
  • ISBN-10: 4163276408
  • ISBN-13: 978-4163276403
  • 発売日: 2008/11/27
  • 商品の寸法: 19 x 12.8 x 3.2 cm
全国を放浪し、死者を悼む旅を続ける坂築静人。
彼を巡り、夫を殺した女、 人間不信の雑誌記者、
末期癌の母らのドラマが繰り広げられる
聖者なのか、偽善者か?「悼む人」は誰ですか。
七年の歳月を費やした著者の最高倒達点!
善と悪、生と死が交錯する至高の愛の物語。
...とのこと.

第140回,直木賞受賞作につき,読んでみた.
主人公は,タイトルにもある「悼む人」である.
しかしながら,彼を取り巻く人々からの視点により
主人公が描かれている.
よって,主人公自身による記述はない.
しかしながら,周りの人々からの視点である,それぞれの
章から,主人公が悼む旅に出発するに至った背景,経緯や
その旅の内容が分かる.
前後関係はあまりはっきりとはされていないが,周りの
人々が微妙に交錯しながら話が進んでいく.
言い換えれば,主人公に影響されるそれぞれの人の
物語でもある.
途中,着地点が見えなかったが,ラストの方では,
感動の結末へと一気に話が進んでいく.
このあと,...
女性は旅を続けており,どこかで,また,主人公とめぐり合えるのか?
雑誌記者は本当に旅に出たのか?
母は幸せであったようだが,いとこの怜司は本当に結婚し,
幸せになれたのか?
...などなど,気になる点が多い作品であった.

Sunday, February 01, 2009

持たない暮らし

以下の本を読んだ.

持たない暮らし (中経の文庫 し 3-1)
下重 暁子
  • 文庫: 221ページ
  • 出版社: 中経出版 (2008/01)
  • ISBN-10: 4806129429
  • ISBN-13: 978-4806129424
  • 発売日: 2008/01
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 1.8 cm
シンプルな生き方を目指し,人も社会も余分なものを
持たない暮らしが必要である,と説いている本.
最近,家の中の余計なものが気になってきたので,読んでみた.
# 若干,想定していた内容と違ったが.

他の人も言っているとおり,若干の矛盾も見受けられる.
しかしながら,使い捨ての輪を断ち切る,ものの命を全うする,など
興味深い内容もあった.
でも,著者自身がかなり裕福であるらしく,シンプルな暮らしは,
一般人にはまねできそうもない.
# なんか,上からものを言われているような気がする...
目を鍛え,自分のスタイルを確立し,できる限り,シンプルな
生活を目指してみよう.