Tuesday, July 07, 2009

「無限」の考察

以下の本を読んだ.

「無限」の考察―∞-∞=?
足立 恒雄 (著), 上村 奈央 (イラスト)
  • 単行本: 134ページ
  • 出版社: 講談社 (2009/06)
  • ISBN-10: 4062155281
  • ISBN-13: 978-4062155281
  • 発売日: 2009/06
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 1.8 cm
無限の先には何があるのか?
文章とイラストのコラボレーション、新しい科学読み物。
無限という概念を数学の立場から考察する。
...とのこと.

こちらも,数学関連につき,読んでみた.
無限大に関する話題が,解析学,幾何学,集合論の
それぞれの立場から論ぜられている.
無限大は,ふつうの「数」としては扱わない,
無限大の区別(∞,∞x2,など)はナンセンス,
など,基本的な事項は参考になった.
# 幾何学的には,リーマン幾何学も登場.
それにしても,途中のイラストに,あまり必然性を感じないのは
私だけだろうか.

No comments: