偏差値40から良い会社に入る方法
田中 秀臣
- 出版社: 東洋経済新報社 (2009/11/20)
- ISBN-10: 4492260986
- ISBN-13: 978-4492260982
- 発売日: 2009/11/20
- 商品の寸法: 19 x 13.2 x 2 cm
現在、上武大学ビジネス情報学部教授。専門は経済思想史・日本経済論。
「リフレ派」経済学者の代表的な論客として、各メディアで積極的な
発言を続けている。サブカルチャーにも造詣が深い。
『昭和恐慌の研究』(共著、東洋経済新報社)で第47回日経・
経済図書文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
...が書いたとのこと.
就活について書かれた本.
# 就職活動を就活と呼ぶのは,もう,常識なのかな.
うちの学生の就職率が悪いこともあり,大学内でも評判だったので
読んでみた.
有名大学の就活生を就職コア層と呼び,それ以外の(地方公立大学を含む)
就活生を非就職コア層と呼んでいる.
「ふつう」に就職活動をして,大企業にふつうに就職するのが,コア層である.
ここで言う「ふつう」とは,これまで考えられてきた,一般的な「ふつう」である.
# ふつうに,挨拶をし,約束を守り,正しい日本語を使い,コミュニケーションが
# はかれる,などということ.
よって,非就職コア層は,この「ふつう」がふつうでなくなってきているらしい.
# 確かに,思い当たる節はあるな.
よって,非就職コア層が「ふつう」に就職するためには,ここからどうにか
する必要がある.
とにかく,認識が甘い(認識していない)ようなので,きちんと企業研究を
させるなどすることが必要.
自分で考えられないのであれば,親や教員が積極的に関与する,などが
必要とのこと.
信じられない世の中だが,ある程度指導はしてみよう.
# 本当に大学でやることなのだろうか.
なお,当然ながら,不況により,非就職コア層は,さらに不利になっている.
根本的な解決には,景気を良くする必要がある.
# ...って,これはまた違う話.新しい内閣に期待.