歪笑小説 (集英社文庫)
東野 圭吾
- 文庫: 360ページ
- 出版社: 集英社 (2012/1/20)
- 言語 日本語
- ISBN-10: 4087467848
- ISBN-13: 978-4087467840
- 発売日: 2012/1/20
- 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2.2 cm
新人編集者が初めての作家接待ゴルフで目の当たりにした、”伝説の編集者”の
仕事ぶりとは。
単発のドラマ化企画の話に舞い上がる、若手作家・熱海圭介のはしゃぎっぷり。
文壇ゴルフに初めて参加した若手有望株の作家・唐傘ザンゲのさんざんな一日。
会社を辞めて小説家を目指す石橋堅一は、新人賞の最終候補に選ばれたは
いいが・・・・・・。
小説業界の内幕を暴露!!作家と編集者、そして周囲を取りまく、ひと癖ある人々の
ドラマが楽しめる、全12話の連続東野劇場。
新人編集者が目の当たりにした、常識破りのあの手この手を連発する伝説の編集者。
自作のドラマ化話に舞い上がり、美人担当者に恋心を抱く、全く売れない若手作家。
出版社のゴルフコンペに初参加して大物作家に翻弄されるヒット作症候群の新鋭…
俳優、読者、書店、家族を巻き込んで作家の身近は事件がいっぱい。
ブラックな笑い満載!
小説業界の内幕を描く連続ドラマ。とっておきの文庫オリジナル。
...とのこと.
言わずと知れた東野氏の新作につき,読んでみた.
いきなり文庫ということで,他の○笑小説とともに購入.
# 白銀ジャックがいきなり文庫の走りなのだな.
小説業界の内幕がおもしろおかしく書かれている.
半分(以上)が真実なのだろう.
それぞれが数十ページごとに基本的に独立しており,読みやすい.
それぞれにリンクも張られているが,これがなくても理解できる.
伝説の編集長や運だけ(?)で実力が伴わない作家,才能が開花しそうな作家,など.
# 才能が開花しそうな作家は,結婚に向け収入を含む今後の予定を客観的に
# 分析しているところなどは,著者自身のことか.
さっと読めて,非常に面白い.
他の作品も読んでみよう.
# それにしても,いきなり文庫は読者としては,低価格で読めるのでよいが,
# 著者としては,印税が減るから大変らしいな...
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