Friday, November 02, 2012

禁断の魔術 ガリレオ8

以下の本を読んだ.

禁断の魔術 ガリレオ8
東野 圭吾

  • 単行本: 327ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2012/10/13)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4163816909
  • ISBN-13: 978-4163816906
  • 発売日: 2012/10/13
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.4 x 2 cm

『虚像の道化師 ガリレオ7』を書き終えた時点で、今後ガリレオの短編を書くことはもうない、ラストを飾るにふさわしい出来映えだ、と思っていた著者が、「小説の神様というやつは、私が想像していた以上に気まぐれのようです。そのことをたっぷりと思い知らされた結果が、『禁断の魔術』ということになります」と語る最新刊。 「透視す」「曲球る」「念波る」「猛射つ」の4編収録。ガリレオ短編の最高峰登場。 湯川が殺人を?「自業自得だ。教え子に正しく科学を教えてやれなかったことに対する罰だ」。ガリレオシリーズ初の完全書き下ろし。 ...とのこと.

言わずと知れた著者の,言わずと知れたガリレオシリーズにつき読んでみた. 前作に続き,短編4編が並ぶ. # 1作は若干眺め. 初の完全書き下ろしとのこと. 「透視す」モモンガ,継母との関係が絶妙. 「曲球る」消火剤は置いておいて,妻の愛情に尽きる. 「念波る」テレパシーのトリック(ほとんど科学は関係ないが...) 「猛射つ」科学的には可能だが,主人公のアツさが炸裂. 次回作にも期待. # 映像化もされるのかな?

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