Thursday, October 03, 2013

アップル帝国の正体

以下の本を読んだ.

アップル帝国の正体
後藤直義, 森川 潤

  • フォーマット: Kindle版
  • ファイルサイズ: 713 KB
  • 紙の本の長さ: 212 ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2013/7/12)
  • 販売: 株式会社 文藝春秋
  • 言語 日本語
  • ASIN: B00DOUS6X6

シャープ、ソニー、ソフトバンク、ヤマダ電機……日本企業は“植民地化”されていた!  アップルの真の姿とは? 経済ジャーナリストが迫る衝撃のドキュメント!紙と電子同時発売!! スティーブ・ジョブズというカリスマの陰に隠されていた、アップルの真の「凄み」。それは時に獰猛な姿さえ見せてビジョンを実現する組織の「実行力」にある。ものづくり、流通、通信、音楽、家電量販店、携帯電話etc. 日本企業を翻弄するその手法を知る人は少ない。厚いベールに覆われた、「アップルの正体」に迫る! プロローグ アップル帝国と日本の交叉点 第1章 アップルの「ものづくり」支配 第2章 家電量販店がひざまずくアップル 第3章 iPodは日本の音楽を殺したのか? 第4章 iPhone「依存症」携帯キャリアの桎梏(しっこく) 第5章 アップルが生んだ家電の共食い 第6章 アップル神話は永遠なのか エピローグ アップルは日本を映し出す鏡 ...とのこと.

またまた,Kindle 版で安かったので読んでみた. 起業としてのアップルについて書かれた本. # 当然,ジョブズの思想は入っているが. 最近でこそ,だいぶ公開されているが,iPhone 等の部品の大部分を日本企業が作っているのは周知の事実. それどころか,販売ルートまで押さえられているらしい. しかも,iPhone を売っても販売店の利益はほとんどなく,周辺機器で稼ぐらしい. # なるほど,周辺機器メーカーは儲かるわけだ. ジョブズがあこがれたソニーなどまでもがほとんど下請け状態. # カメラなど. さらには,docomo でも iPhone が販売され,国内の通信キャリアさえ,アップルの支配下. # これは本とは無関係だが. これを植民地化と呼んでいるところが,この本の秀逸なところ. ジョブズ亡き後,どこまでこの体制を維持できるか. # そう長くは続かないような気も. スマホを超える,発明が望まれる. # とりあえず,ウェアラブルかな. 日本企業の奮起に期待.

Wednesday, October 02, 2013

ボッコちゃん

以下の本を読んだ.

ボッコちゃん
星新一

  • フォーマット: Kindle版
  • ファイルサイズ: 885 KB
  • 紙の本の長さ: 205 ページ
  • 出版社: 新潮社 (2013/3/1)
  • 販売: Amazon Services International, Inc.
  • 言語 日本語
  • ASIN: B00BIXNJOW

スマートなユーモア、ユニークな着想、シャープな諷刺にあふれ、光り輝く小宇宙群! 日本SFのパイオニア星新一のショートショート集。表題作品をはじめ「おーい でてこーい」「殺し屋ですのよ」「月の光」「暑さ」「不眠症」「ねらわれた星」「冬の蝶」「鏡」「親善キッス」「マネー・エイジ」「ゆきとどいた生活」「よごれている本」など、とても楽しく、ちょっぴりスリリングな自選50編。 ...とのこと.

言わずと知れた星氏の作品. Kindle 版で安かったので読んでみた. # 最近,こんなのが多いな. これも,おそらく昔読んだものと思うが,相変わらず,新鮮な気分で読める. いくつか?の作品もあり,奥が深い. # 修行が足りない. 表題作でのロボットについても考えさせられる. # 殺し屋ですのよ,も興味深い. 徐々に買っていこう.

Tuesday, October 01, 2013

任天堂“驚き”を生む方程式

以下の本を読んだ.

任天堂“驚き”を生む方程式
井上理

  • フォーマット: Kindle版
  • ファイルサイズ: 3101 KB
  • 紙の本の長さ: 144 ページ
  • 出版社: 日本経済新聞出版社 (2013/6/7)
  • 販売: Amazon Services International, Inc.
  • 言語 日本語
  • ASIN: B00D6D1DV8

任天堂だけが持つ独自の哲学とは。その源流とは―。娯楽に徹せよ。独創的であれ。なぜ世界中が夢中になるのか?快進撃の秘密を解き明かす。 ...とのこと.

Kindle 版で安かったので何となく読んでみた. 任天堂について詳しく書かれた本. # 言うほど,詳しくはないような. # でも山内氏の逝去もあり,ちょうどよい機会だったかな. 山内氏の経営理念の元,岩田氏,宮本氏の話が中心. 常に先を見据え,初心に立ち返り,驚きを生む. # ゲームボーイに始まり,DS,Wii,など. 娯楽原理主義,ソフトが主(ハードは従),枯れた技術の水平思考,ゲームは生活必需品ではない(ので,妥協は許されない)などなど. # ゲームボーイなどはハード的にも頑丈に作られていたのだな. 山内氏亡き後,今後も驚きを生み続けられるか. 今後に期待. # だいぶ,情勢は厳しいな.