アップル帝国の正体
後藤直義, 森川 潤
- フォーマット: Kindle版
- ファイルサイズ: 713 KB
- 紙の本の長さ: 212 ページ
- 出版社: 文藝春秋 (2013/7/12)
- 販売: 株式会社 文藝春秋
- 言語 日本語
- ASIN: B00DOUS6X6
シャープ、ソニー、ソフトバンク、ヤマダ電機……日本企業は“植民地化”されていた! アップルの真の姿とは? 経済ジャーナリストが迫る衝撃のドキュメント!紙と電子同時発売!! スティーブ・ジョブズというカリスマの陰に隠されていた、アップルの真の「凄み」。それは時に獰猛な姿さえ見せてビジョンを実現する組織の「実行力」にある。ものづくり、流通、通信、音楽、家電量販店、携帯電話etc. 日本企業を翻弄するその手法を知る人は少ない。厚いベールに覆われた、「アップルの正体」に迫る! プロローグ アップル帝国と日本の交叉点 第1章 アップルの「ものづくり」支配 第2章 家電量販店がひざまずくアップル 第3章 iPodは日本の音楽を殺したのか? 第4章 iPhone「依存症」携帯キャリアの桎梏(しっこく) 第5章 アップルが生んだ家電の共食い 第6章 アップル神話は永遠なのか エピローグ アップルは日本を映し出す鏡 ...とのこと.
またまた,Kindle 版で安かったので読んでみた. 起業としてのアップルについて書かれた本. # 当然,ジョブズの思想は入っているが. 最近でこそ,だいぶ公開されているが,iPhone 等の部品の大部分を日本企業が作っているのは周知の事実. それどころか,販売ルートまで押さえられているらしい. しかも,iPhone を売っても販売店の利益はほとんどなく,周辺機器で稼ぐらしい. # なるほど,周辺機器メーカーは儲かるわけだ. ジョブズがあこがれたソニーなどまでもがほとんど下請け状態. # カメラなど. さらには,docomo でも iPhone が販売され,国内の通信キャリアさえ,アップルの支配下. # これは本とは無関係だが. これを植民地化と呼んでいるところが,この本の秀逸なところ. ジョブズ亡き後,どこまでこの体制を維持できるか. # そう長くは続かないような気も. スマホを超える,発明が望まれる. # とりあえず,ウェアラブルかな. 日本企業の奮起に期待.
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