ピカソ展に行ってきた.
16日を最終日として,県立美術館で開催されていたものである.
5月26日から開催されており,一度は行きたいと思っていたが
なかなか機会がなく,断念していた.
しかし,3連休ということもあり,親子3人で出かけることにした.
# 若干,台風の影響で天気が心配ではあったが.
3人といっても,2ヶ月半の娘を連れて展示室に入るのは,
さすがに困難である.
そこで,一緒に食事をした後,妻に娘を預けて,私1人で
観覧することになった.
# そもそも,妻と2人で観覧しても,私のペースはかなり
# 遅い方なので,妻はちょっと退屈するらしい.
とりあえず,結構な作品数であった.
# 絵画,彫刻,版画,陶芸,100点あまり,そのほか,オテロによる
# 写真が30点程度
多くの作品は,キュビスムを突き詰めていった晩年の作品であった.
# 初期の作品がほとんどなかったのが,ちょっと残念.
1940年頃,すなわち,60歳くらいから陶芸を始めているのに
驚いた.
また,この頃の絵画も非常にエネルギッシュであり,60歳を超えた
老人が描いたものとは,とうてい思えない.
ピカソの代表作は...たぶんゲルニカだと思われるが,これ以外に
有名な作品はあまりないような気がする.
それでも,有名な芸術家として知られるのは,やはり,この潜在的な
パワーにあるものと推測される.
幼少の頃から,圧倒的に絵がうまかったと言われているが,その彼が
キュビスムにたどり着くには,紆余曲折があったに違いない.
そもそも,青の時代の頃から,すでに富と名声を得ていたわけで,
# たぶん.
そのまま,同じ路線で創作活動を行うこともできたはずである.
そこから,あのキュビスムを追求するとは,凡人にはとても
まねできない.
しかしながら,彼の姿勢は参考にしたいと思う.
# できるかな...
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