嘘をもうひとつだけ (講談社文庫)
東野 圭吾
- 文庫: 269ページ
- 出版社: 講談社 (2003/02)
- ISBN-10: 4062736691
- ISBN-13: 978-4062736695
- 商品の寸法: 14.4 x 10.6 x 1.4 cm
バレエ団の事務員が自宅マンションのバルコニーから転落、
死亡した。
事件は自殺で処理の方向に向かっている。
だが、同じマンションに住む元プリマ・バレ リーナのもとに1人の
刑事がやってきた。
彼女には殺人動機はなく、疑わしい点はなにもないはずだ。
ところが……。人間の悲哀を描く新しい形のミステリー。
...とのこと.
東野 圭吾 2000年ころの5編の短編からなる作品.
加賀恭一郎シリーズということで読んでみた.
「冷たい灼熱」には,理系出身の著者らしい,樹脂によるトリック(?)が
登場する.
そのほかにも,科学ではないが,うらのうらをかく伏線が満載であり,
大いに楽しめる.
# 犯人(?)の動機は,「悪意」に通ずるものがある.
それにしても,創作のペースが速く,はずれ のない著者である.
他の作品も読もう.
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