Sunday, June 07, 2009

一勝九敗

以下の本を読んだ.

一勝九敗 (新潮文庫) [文庫]
柳井 正(著)
  • 文庫: 274ページ
  • 出版社: 新潮社 (2006/03)
  • ISBN-10: 4101284512
  • ISBN-13: 978-4101284514
  • 発売日: 2006/03
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
豪胆な父とは対照的に内気な息子・柳井正は、大学卒業後、
家業の紳士服店を継いだ。
やがて店をカジュアルウエアのトップ企業「ユニクロ」へと
急成長させるまでには、数々の失敗の歴史があった。
株式上場、急成長、業績低迷の実態に率直に触れつつ、
高品質の衣料を低価格で売る秘訣、広告代理店任せにしない宣伝戦略、
透明性の高い人事など、独自の経営哲学を惜しみなく公開する。
...とのこと.

最近,ユニクロづいていることもあり(?)読んでみた.
著者の歴史,努力を綴った,ある意味,日記のような内容.
# 実際,ユニクロオープンから20年が経ち,会社経営の原点である
# 理念や方針を書き留めておくことに意味がある時期に書かれたもので
# あるらしい.
独自の経営哲学を惜しみなく公開とのことだが,まだまだ
隠していることがあるだろう.
# そのまま実践しても,普通の人ではうまくいかない.
# それをやるのが達人か.
書いてある内容は至極まっとうである.
自分はたいした能力は持っておらず,優秀な人たちに多く入ってもらい
それにより,うまく経営できているらしい.
自分は,自分を客観的に見ることができるところが,優れていると
本人が言っているとおり,これは,非常に特殊な,優れた能力で
あると思われる.
また,失敗をそのままにしないで,きちんと分析し,次に生かすなど
なかなかできそうでできない.
すべてを含めて,経営を軌道に乗せた著者は,やはり常人ではない.
それにしても,内容がすんなりと飲み込めないのは,なぜだろう.
# 非常に正論が書かれているはずだが.
# 著者のキャラクターが影響か.
できるところから,参考にさせてもらおう.
# とりあえず,ユニクロの服は,今後も買うだろう.

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