Saturday, June 20, 2009

やさしい微積分

以下の本を読んだ.

やさしい微積分 (ちくま学芸文庫)
L.S. ポントリャーギン (著), L.S. Pontryagin (原著), 坂本 實 (翻訳)
  • 文庫: 182ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2008/8/6)
  • ISBN-10: 4480091491
  • ISBN-13: 978-4480091499
  • 発売日: 2008/8/6
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1 cm
「本は入念に書けば書くほど薄くなり、それだけ書くための労力が大きくなる。
おおざっぱに言って、著者が綿密さを2倍にすれば、本の厚さは半分になる。」
こう語る全盲の数学者ポントリャーギン。コンパクトな本書にも著者の配慮が
至るところ払われている。
直観的なイメージを足がかりにしつつ、巧みな計算術で公式をよどみなく導き出す。
導関数に始まり三角関数、指数・対数関数まで、微積分のエッセンスが
凝縮された王道を丁寧に解説、版を重ねて読み継がれる定番の入門教科書。
練習問題・解答付きで独習にも最適。
...とのこと.

最近,訳あって数学関係の本をいろいろ読んでおり,その一環で読んでみた.
微積分の内容が丁寧に書かれており,まさに,教科書のような内容.
基本的な事項ではあるが,忘れたら読み返してみよう.
また,内容もさることながら,著者の「著者が綿密さを2倍にすれば、
本の厚さは半分になる。」との信念には脱帽.
わかりやすい文章を書くよう,心がけよう.

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