Friday, January 29, 2010

私という運命について

以下の本を読んだ.

私という運命について
白石 一文
  • 文庫: 495ページ
  • 出版社: 角川グループパブリッシング (2008/9/25)
  • ISBN-10: 4043720041
  • ISBN-13: 978-4043720040
  • 発売日: 2008/9/25
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2.2 cm
大手メーカーの営業部に総合職として勤務する冬木亜紀は、
元恋人・佐藤康の結婚式の招待状に出欠の返事を出しかねていた。
康との別離後、彼の母親から手紙をもらったことを思い出した亜紀は、
2年の年月を経て、その手紙を読むことになり…。
―女性にとって、恋愛、結婚、出産、家族、そして死とは?
一人の女性の29歳から40歳までの“揺れる10年”を描き、
運命の不可思議を鮮やかに映し出す、感動と圧巻の大傑作長編小説。
...とのこと.

ずいぶん前に購入し,温泉など,いろいろなところで少しずつ
読み進め,やっと読み終わった.
1人の女性の10年を描いた作品.
手紙がポイントとなり,話が進んでいく.
何人かの男性が登場するが,最終的には,最初の男性と結婚し,
出産する.
この男性には,がんが見つかっているが,一応,完治する.
しかしながら,それとは別に,子どもが生まれる,ちょうど
そのとき,病気とは別に,震災で死亡.
最終的には,白馬となり,天国へ行ったことを伝えに来たらしい.
福岡の男性とも,結局は,うまくいかないが,飲酒運転が原因なので
仕方がない.
そんなに特筆すべき点もないような気がするが,女性の半生が
うまく描かれているらしい.
# さすがに,文章もうまいし.

ところで,気づいたら,この著者は直木賞を受賞していた.
そちらも読むことにしよう.

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