Tuesday, August 30, 2011

ひとはどこまで記憶できるのか

以下の本を読んだ.

ひとはどこまで記憶できるのか ―すごい記憶の法則― (知りたい!サイエンス)
田中 真知
  • 単行本(ソフトカバー): 240ページ
  • 出版社: 技術評論社 (2011/4/22)
  • ISBN-10: 477414648X
  • ISBN-13: 978-4774146485
  • 発売日: 2011/4/22
  • 商品の寸法: 18.6 x 12.8 x 1.6 cm
人の記憶ほどあてにならないものはない。だからこそ人は、
古代から記憶にこだわってきた。事情は現代も変わらない。
名前をすぐ忘れるし勘違いも多い。実はこれこそが脳の進化過程で
獲得した能力である。つまり記憶は忘れたり間違えることで作られていく。
本書では、記憶形成メカニズムや記憶力増強法、匂い、θ波、睡眠、
薬物、記憶喪失、超絶記憶力、振り込め詐欺、偽の記憶症候群など、
記憶をめぐる幅広いテーマを扱う。
記憶は個人のアイデンティティを支える心理学や社会科学にもかかわっている。
実は記憶について知ることは、人間を深く理解することにつながっている。
記憶をめぐる旅は興味が尽きることはない。
...とのこと.

何とはなしに読んでみた.
記憶,脳に関する本.
コンピュータは半永久的に記憶できるが,脳でこれを実現するのは難しい.
しかしながら,この忘れる,勘違いが,脳の驚くべき能力である.
# 好きなものは覚えられる,慣れ親しんだものの外に出る,など.
どこかで聞いたような話だが,改めて,重要性を認識.
記憶しなくても,すぐに検索できる現代,理解を大事に,自分の頭で考えよう.

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