しあわせなミステリー
伊坂 幸太郎 (著), 中山 七里 (著), 柚月 裕子 (著), 吉川 英梨 (著)
- 単行本: 229ページ
- 出版社: 宝島社 (2012/4/9)
- 言語 日本語
- ISBN-10: 479669790X
- ISBN-13: 978-4796697903
- 発売日: 2012/4/9
- 商品の寸法: 19.2 x 13.4 x 2.8 cm
伊坂幸太郎(第5回本屋大賞受賞/第21回山本周五郎賞受賞)、中山七里(第8回『このミス』大賞受賞)、柚月裕子(第7回『このミス』大賞受賞)、吉川英梨(第3回日本ラブストーリー大賞特別賞受賞)ら大人気作家が、“人の死なない"幸せなミステリーをお届けします。伊坂節全開、決して期待を裏切らない超絶人気作家の書き下ろし短篇「Bee」。ラストで想定外の巧妙な仕掛けが炸裂する中山七里の新境地「二百十日の風」、新たな高みに到達した検事・佐方シリーズ、感動の新作「心を掬う」。ドラマ化の女性秘匿捜査官・原麻希シリーズからは子供探偵・原菜月(6歳)が大活躍の「18番テーブルの幽霊」。以上四篇を収録。 亭主関白の真逆を体現する男・兜。愛する息子も恐妻も知らない、彼の本当の職業は…殺し屋!?(「BEE」)。故郷の自然と思い出を守りたい。そんな主人公・夏美の前に現れた、不思議な男。彼の正体は…?(「二百十日の風」)。大人気、佐方検事シリーズ最新作。相次ぐ郵便事故に目を留めた佐方は、ありえない秘策で事件を解決する!?(「心を掬う」)。今回の名探偵は…著者人気シリーズ「アゲハ」から飛び出した、ハラマキ捜査官の愛娘・菜月(8歳)(「18番テーブルの幽霊」)。大人気作家オール書き下ろし、“人の死なない”ミステリー。心にしみる、とっておきのアンソロジー。 ...とのこと.
伊坂氏の作品が入っていることもあり,読んでみた. 人の死なないミステリー. コンセプトとしては,なかなかにおもしろい. # と,いいながら,だいぶ死にそうな作品もあったが. # また,心にしみるアンソロジー,とは,ちょっと大げさか. 伊坂氏の作品については,他の作品とのリンクもあり,いつもどおり楽しめた. # やはりスズメバチ最強. # 逆に,他の作品を読んでいない人は,完全には楽しめないかな. 残りの作品についても,風の又三郎(?)が出てきたり,検事(弁護士)のシリーズもの,女性秘匿捜査官のスピンオフ,と多様. これを頼りに,残りの作品の著者による,他の作品も読んでみよう.
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