Sunday, August 19, 2012

工学部ヒラノ教授の事件ファイル

以下の本を読んだ.

工学部ヒラノ教授の事件ファイル
今野 浩

  • 単行本: 206ページ
  • 出版社: 新潮社 (2012/6/18)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4103147636
  • ISBN-13: 978-4103147633
  • 発売日: 2012/6/18
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.2 x 2.4 cm

筑波大、東工大、中央大での大学出世スゴロクのさ中、ヒラノ教授は、見た! 事件は工学部で起きている――横領、セクハラ、アカハラにピンハネ、おなじみのポスト争い……日本の未来を担う工学部キャンパスで、今日も勃発する「犯罪」の数々。巧妙、姑息な手の内から、新聞を賑わす事件の真相までをも明かす、比類なき大学ノンフィクション。名門工学部をわたり歩いた著者ならではの観察眼が冴える! 平社員ならぬ万年平教授は見た。横領?セクハラ?アカハラ?相変わらずのポスト争い…筑波大、東工大、中央大を知り抜く著者が、工学部キャンパスの日常に勃発する「犯罪」を明かす。 ...とのこと.

前作から気になっていたので読んでみた. 自称二流大学教授が描く,大学の裏側の話. # これで二流なら,自分は三流どころか五流だな... 単位,研究費,謝金,セクハラ,パワハラ,と直面する問題がまさに赤裸々に語られている. # 確かにうなずける内容が多い. # でも,レベルが違うな. 最後には,時期的なものもあり,キャンパス殺人事件と原発の話もある. こういった現状は,ふつうの人には分からないだろうから,本として出版した著者には頭が下がる. # 前作の表側の話も読みたくなったな.

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