雨の日も、晴れ男 (文春文庫 み 35-1)
水野 敬也 (著)
- 文庫: 224ページ
- 出版社: 文藝春秋 (2008/6/10)
- 言語 日本語
- ISBN-10: 4167717972
- ISBN-13: 978-4167717971
- 発売日: 2008/6/10
- 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.6 cm
「夢をかなえるゾウ」が面白かったので,読んでみた.
同著者による,似たような自己啓発本.
自己啓発本といいながら,ふつうに,小説として読んでも
ちょっと笑える作品に仕上がっている.
内容は,前著よりも薄い感じ.
しかしながら,人を楽しませる,思いやりの重要性をひしひしと
感じられる内容になっている.
できる限り,実践してみよう.
以下,amazon の紹介文.
昔から自分に自信の持てなかった僕は「悩み」や「劣等感」に関する本をたくさん読んできました。しかしこれらの本にはいつも不満がありました。それは、悩 みに関する本のタイトルが『これであなたもポジティブになれる!』みたいなものばかりだからです。「こんなタイトルの本が家の本棚にあったら、家に遊びに きた人に僕がネガティブ人間だと思われてしまう……」とか「この本をレジに持っていったらあの可愛らしい店員さんは確実に僕のことをネガティブな人間だと 思うだろう……」などと悩み始め、そもそも悩みを解決するために本屋に来たのにここで悩んでる俺って何? という、まさに悩みのデフレスパイラルに陥ってしまうのでした。そこで、いつの日か、持っていても読んでいても恥ずかしくない、「悩み」や「不幸」を癒す ことのできる本を書きたいと思っていました。その試みの結晶が「雨の日も、晴れ男」です。幼い神様のイタズラによって、アレックスは不運だらけの一日を送 ることになります。会社をクビになり、見知らぬ男に殴られ、詐欺にあい、妻子に愛想をつかされて一人ぼっちになってしまいます。しかしアレックスは持ち前 のポジティブさでこれらの不運に立ち向かいます。もしかしたらこの本の序盤ではアレックスの奇想天外な行動を理解できないかもしれません。しかし最後には 「悩み」や「不幸」にどう立ち向かっていけばいいのかをアレックスははっきりと示してくれます。この本は、できれば途中であきらめずに最後まで読んでいた だけるとうれしいです。
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