Wednesday, April 08, 2009

「分かりやすい教え方」の技術

以下の本を読んだ.

「分かりやすい教え方」の技術(ブルーバックス)
藤沢 晃治
  • 新書: 189ページ
  • 出版社: 講談社 (2008/12/19)
  • ISBN-10: 4062576236
  • ISBN-13: 978-4062576239
  • 発売日: 2008/12/19
  • 商品の寸法: 17.2 x 11.4 x 1.4 cm
あの教え方はなぜ「分かりにくい」のか?
そもそも「教える」とはどういうことか?
そこから考えて分かった「教える」の5つの「心構え」と8つの「技術」。
思いがけず先生役を任されて困っているあなたも、これで明日から
「教え上手」に。 ...とのこと.

当然ながら,普段から教える機会が多いこともあり
定評があるようなので,読んでみた.
# ...割には,たいしたことがなかったような気もする.
教えるとはどういうことかに始まり,具体的な心構えと技術が
述べられている.
スタディは分からせるだけなのに対して,ラーンは身につけさせる,
という違いがある.
すなわち,教えるとは,説明するだけでは不十分であり,知識や
技能を定着させる必要がある,ということである.
そのためには,双方向のコミュニケーションであったり,生徒の
文化を受け入れたりしなければいけないらしい.
# 授業中に平気でケータイを開くなどするのは,はたして文化か?
注意点をまとめると,
はじめに目標を提示し,最後にまとめる.
生徒のレベルにあわせる,集団の最大公約数の反応を見る.
質問して考えさせ,思考回路のスイッチを入れる.
メリハリをつけて,腹八分目を守る.
といったところか.
それなりに,参考にしよう.

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