悪人(上) (朝日文庫)
吉田 修一
- 文庫: 272ページ
- 出版社: 朝日新聞出版 (2009/11/6)
- ISBN-10: 4022645237
- ISBN-13: 978-4022645234
- 発売日: 2009/11/6
- 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 1.6 cm
吉田 修一
- 文庫: 280ページ
- 出版社: 朝日新聞出版 (2009/11/6)
- ISBN-10: 4022645245
- ISBN-13: 978-4022645241
- 発売日: 2009/11/6
- 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
土木作業員に殺害された。二人が本当に会いたかった相手は誰だったのか?
佐賀市内に双子の妹と暮らす馬込光代もまた、何もない平凡な生活から逃れるため、
出会い系サイトへアクセスする。そこで運命の相手と確信できる男に出会えた
光代だったが、彼は殺人を犯していた。彼女は自首しようとする男を止め、
一緒にいたいと強く願う。光代を駆り立てるものは何か? その一方で、
被害者と加害者に向けられた悪意と戦う家族たちがいた。誰がいったい悪人なのか?
事件の果てに明かされる殺意の奥にあるものは?
毎日出版文化賞と大佛次郎賞受賞した著者の最高傑作、待望の文庫化。
...とのこと.
映画が話題であったので,我慢できずに読んでみた.
# 妻夫木聡が映画化を切望したらしい.
出会い系サイトで知り合った男女が,逃避行する.
最終的には,共通の話題である灯台に行き着く.
被害者を峠に置き去りにした裕福大学生や,被害者の父親,加害者の祖母,
祖母に高額商品を売りつける食品会社,加害者が出会い系サイトで知り合った
他の女性,加害者の母親,その母への小遣いせびり,被害者の交友関係,性格,
加害者のGT-R,風貌,加害者と逃避行する女性の境遇,などがポイントとなる.
果たして,誰が本当の悪人か.
# でも,そんなに役を切望するような内容か?
とりあえず,出会い系サイトは危険だな.
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