伊坂 幸太郎,"陽気なギャングの日常と襲撃,"祥伝社(2006/05)
最近映画が公開された「陽気なギャングが地球を回す」の続編.
著者初の続編.
登場人物それぞれを主人公とした短編4本からはじまり,ひとつの事件へと結びついていく.
あいかわらず,非常にテンポがよく,読みやすい.
映画の方は,あいにく見ていないが,いろいろな情報,たとえばキャストの情報とかは入手しているので,本を読み進める上で,大沢たかお,等の顔がちらつく.
それはそれで悪いわけではないのだが,やはり小説は,キャストなどの前提知識がない状態,すなわち,自分の想像力のみで読んだ方が,面白いものと思われる.
# 別にキャスティングが悪いとか言っているわけではないので,映画も機会があれば,見てみたいと思う.
# そもそも,大沢たかおは好きな部類の俳優である.
# メンズノンノ 時代が懐かしい.
# マークパンサー,田辺誠一とともに活躍していた.
この作品では,前作ではあまり語られていない,登場人物それぞれの日常が垣間見られ,興味深い.
映画がそれなりにヒットすれば,さらにシリーズ化が期待できるか?
やっぱり,映画も見ておこう.
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